ねこになりたい

にゃのにゃによるにゃのための雑多な記録

手作りの料理

20歳になるくらいまで、よその家のごはんを食べるのが苦手だった。今はだいたい大丈夫になったけど、その頃はよその家のごはんにはその家の独特のにおいがしみついている感じがしてだめだった。嗅覚が過敏なのかただの思い込みなのか分からない。お店の料理や給食にそういう感覚は抱かなかったのだけど。

 

そういうのもあって、自分で作った料理を人に食べさせることにとても抵抗がある。自分で作って自分で食べる分には大丈夫だけど、他の人が食べたら不味い味やにおいがするのではないかという恐怖がある。料理だけでなく食器や箸などのにおいも、自分には大丈夫でも他人には気持ち悪く感じられるのではないかと不安になる。衛生面にも気をつけていても、なにか不備があるような気がして人様に食べさせる自信が持てない。

 

よく、恋人のために手作りのお弁当を作ってあげたとか作ってもらって嬉しかったとかいう話を聞くと、そのやりとりの良さみたいなものは理解できるけど、自分には実行できる気がしない。バレンタインデーなら手作りのチョコレートでなく既製品を選ぶし、人を自分の部屋に招くことになったら飲み物やお菓子は買ってくる。飲み物は紙コップで出したいくらいだけど、さすがにそこまではしない。そもそも自分の部屋に人を呼んだことがほとんどないけど……。

 

もし、私の作った料理をお世辞でなく本気でおいしいと言って食べてくれる人がいたら、とてつもない自信を持てる気がする。