ねこになりたい

にゃのにゃによるにゃのための雑多な記録

「ジーキル博士とハイド氏」を読んだ。

昔買ってずっとそのままにしていた新潮文庫の「ジーキル博士とハイド氏」を読んだ。選んだ理由は、なんとなくの設定を知っているだけでちゃんと本で読んだことがなかったのと、読書の練習をするためだ。

 

私は、小説を読むときは文章を脳内で映像に変換して読むタイプ。しかし、メンタルのあれこれがあってからはその機能がかなり低下してしまった。ようやくここ最近、漫画や映画は少し観たり読んだりできるようになったが(映像を一から脳内で作る必要がないから)、本はまだまだ練習が必要だと思った。

 

この本は情景描写が細かくふんだんで、脳内できっちりイメージを作ろうとすると大変だったので、低解像度の映像をどうにか作りながら読んだ。日本語訳もややまわりくどく、ラストの畳み掛けるような手紙のくだりは脳みその処理が限界になった。薄っぺらい本なのに、とても疲れた。

 

今回は物語自体を楽しむ余裕はなかったが、舞台がロンドンということなので、ジーキル博士や弁護士のアタスンをコリン・ファースが演じたらどうなるだろう?と想像しながら読んでみたら、少し読むのが楽しかった。英国の俳優さんをもっとたくさん知っていれば、このキャラはあの人で……と楽しめたかもしれない。